美容師の必需品「シザー」については以前ご紹介しましたが、
今回は「シザーケース」をご紹介します。

 

シザーは創るヘアーデザインに合わせて使い分けますが、
それを納めるシザーケースに関しては
その人のスタイルに合わせて使い分けます。

 

「シザー」に関する記事はコチラ

 

★形状

ベルトタイプ

ベルトを使用し腰に巻き付けて装着するタイプ。

最もベーシックなタイプですが、
抜群の安定感と機動力を誇り美容師にとってはもはや身体の一部。

あまりにも自然な装着感のため、
仕事が終わってサロンを出た後も気付かずに
腰に付いたままになっていることもしばしば。

これけっこう美容師あるあるです。

 

ショルダータイプ

ストラップを使用し肩から斜め掛けで装着するタイプ。

最近は腰巻でも斜め掛けでも使用できる２wayタイプが人気。
ファッション性が高いため女性ヘアーデザイナーに愛用者が多いのもうなずけます。

 

★素材

 

レザー素材

最も一般的な素材ですが、

メンテナンスをキチンとすれば永続的に使用することが可能。
またエイジングにより味が出るのもレザー素材の魅力の一つですね。

キチンと手入れされて使い込まれたケースこそ職人の証です。

 

 

塩化ビニール素材

薬剤など汚れが付いても簡単に洗えるので、

清潔感や衛生面でも安心出来るのが最大のメリット。

特に水に接する機会が多いサロンアシスタントにはもってこい。
中が良く見えるので欲しいモノが一発で見つかります！

 

 

★収納

シザーケースはハサミを個別に収納できるようになっていますが、
４丁くらい収納できるタイプが定番です。

また、オプションパーツを装着することによって、
ヘアーブラシやフェイスブラシなど収納できるタイプもあります。

これなら先輩スタイリストに対して最高のアシストができますね。

 

★メンテナンス

一日に何人もカットするので、
シザーケースの中にも髪の毛や汚れがたまってきます。

そのため底部分が初めから空いているものや、
パーツが簡単に取り外せて分解出来るタイプを選ぶのが鉄則です。

 

 

以上になりますが、ヘアースタイリストにとってシザーやコーム、
ブラシなどはまさに商売道具。

だからこそ皆さんこぞって「自分のスタイルに合うもの」を
探すのですが、やはり気に入ったものに出会えると
モチベーションアップやクオリティーアップにつながってきますね！

 

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